140話
今日のみどころは、アキと種市君が、
今までで一番カップルっぽかった!ってことです。
あー、ちゃんとつきあってるんだなあって、初めて実感しました。
でも、なんだろう、考えすぎかな?
夏の「電気代も電話代も無駄」って、
ただ節電のこと言ってるんじゃないような…
311当日のことよりも、
それ以降の日々をドラマで描くということが、
本当に難しいんだなと思って見ています。
だって、立場が違うとまったくわからないことだらけだから。
いや、立場が同じでも、考え方はそれぞれ違う。
よかれと思ってしたことで人を傷つけてしまったり、
理解しあえない溝ができてしまったり。
ドラマは、ある意味で「正解」のような方向性をひとつ
出していかないとまとまらないから、そのあたり、
宮藤さんもスタッフも苦心したんだろうなと思う。
アキを「東京の子」と初期設定したところが、
終盤にきてまたすごく活きていると感じるシナリオ。
なかなか出てこないけど、海女カフェでバイトしてた
あの若い海女ちゃんたちはどうしているのかな。
あそこで生まれ育ったであろう彼女たちの声こそ、聞きたい気がするんだけれど。