148話
ひろ美が一生懸命、歌を練習してるのを見ると、
「ああ、ひろ美もここで『再建』しようと頑張っているんだな」と思う。
「立て直し」というか。
仲違いしたアキとユイ、
種市先輩に失恋したアキ、
夏と春子の親子のわだかまり、
東京に挫折したヒロシ、
家出したよしえ、
グレたユイ、
離婚した正宗と春子、
天災に見舞われた北三陸、
勉さんに殴られた水口、
仕事に行き詰った水口、
ええと、それから、それから……
いろんな人の再建がここにあって。
でも、「元に戻る」というのは、「元」以上の価値があるよね。
RepairではなくReborn。修理ではなく生まれ変わり。
たとえば北鉄がこの先、震災以前のダイヤで走るようになったとき、
それは絶対に、「前と同じ」ではないんだ。
若春子がどうしてアキのところに現れるのか?
「それはわかりません」
って、えー(^▽^;)
それファイナルアンサーなの?
ところで、先日も登場のJちゃんからまたメールをいただきました。
昨日の私の「あまちゃんが終わったときのことを考えると空虚感が」という記事について、
「これってPASDだよね? 私もなりそう!」とのこと。
PASDって知らなかったので調べたら、PTSDのもじりで、
「あまちゃん後ストレス障害(Post Ama-Chan Stress Disorder)」
なんだそうです!
あまちゃん最終回後の喪失感を懸念する視聴者が全国にひしめいているようです。
まあでも、本当に「あまちゃん」がこのペースで
渡鬼みたいに何年も続いていたら、これはこれで体が持たない気もするので(笑)
あと7回の視聴、気負わずに楽しみたいと思います!