朝ドラ感想 今日のあまちゃん

日々のひとことレビュー

142話

 

ユイに「心配してたのはアキちゃんのことでしょ」と聞かれた種市くん、

「もちろん天野も」と答えたあとに、さくっと「ユイも」っつったよね?

言ったよね、種市! 聞き逃さんぞ、種市!

 

でもね、無理もないと思うのよ。

苦難を一山超えて、美しさに磨きがかったユイを目の前にしちゃったらね。

ああ、ヒロシにケンカふっかけるユイがものっすごいかわいい。

それに食らいつくヒロシがさらにかわいい。

 

でもヒビキは、「俺は震災前から追いかけてた」って言ってたけど

あんたはアキのことは追いかけてないだろう!!

それとも、今までのアキへのいじわるな物言いは、愛情の裏返しだったっていうのかい。

 

今朝の放映後、このブログを読んでくれている嵐友のJちゃんから興奮気味のメールが。

「観光協会にあった緑のうちわは相葉ちゃん!?」

 

そうそう、私も気になってたの。

あのうちわ、ドラマの序盤、4月とか5月とか?でも出てきてたよね。

栗原ちゃんがこれで煽いでたりしてたような…

そのときも「誰だろ」と思ってはいたんだけど、

私は「ヒロシかな。なんかのPRで作ったのかな」くらいにしか思ってなくて。

 

これが問題のうちわ。

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ぎゃははははは、ほんとに相葉ちゃん!?

っていうか、相葉ちゃんだと思ったら相葉ちゃんにしか見えない!!

後ろのも、赤だけど、ニノだと思ったらニノにしか見えない!!

 

 

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画像粗いけど、ちっちゃく青いうちわも映ってて、

これも、青いせいもあって、大野君だと思えば大野君にしか見えない!!

 

TwitterWikipediaで調べたところによりますと、

NHKで放映されたバラエティドラマ「祝女」に出てくる

「無限男子」という3人グループだそうですね。

韓国人のパンサー、ドラゴン、日本人のポセイドンから成るそうで、

この緑の子は、無限男子の画像を見るかぎりではパンサーかなと思うのですが

(いちばん相葉ちゃんっぽいラインをしている)うちわの顔の横、

なんて書いてあります? 私は判読できず…

 

Twitter上では、アラシックさんがJちゃんと同じように

「相葉ちゃんが!?」と沸いておりました。

よりによって緑のバックっていうのがミラクルよねぇ…。

 

「気になって、夏ばっぱのセリフが何も入ってこなかった」というJちゃん。

ひるあまは録画したそうなので、たっぷり夏の熱演を聞いてけろ!(^▽^)

 

141話

 

キャーーーーー!!!!

胸騒ぎの予感!!(≧▽≦)

ああ、昨日、アキと種市くんがすごくカップルらしいと

思ったばかりなのに、なのに、なのに!

再燃~~??

種市くんがユイとの再会にドキリとしちゃうのは仕方ないとして、

なんかさー、ユイのほうも、ちょっと乙女じゃなかった!?( ̄▽ ̄)

「…おかえり」

って! って!

 

水口……なんで甲斐さんの代理で店員を。

この人、登場したときすっごくうさんくさかったけど、

今ではヒロシと張るくらい、けなげな存在よね。

震災婚……

このところの「あまちゃん」は、

「ああ、そうだったな。そんなことあったな」と

いろいろ思い出すことが多く、良くも悪くも時の流れってすごいなと思います。

 

春子とひろ美、「2人の女の対比」は、

アキとユイの対比にも通ずるものがあるのかな。

女はすぐに、身近な女をライバル視してはりきってしまうけど、

幸せなんて、みんな形が違うんだよな。

私は私を生きる。それだけだ、うん。

 

140話

 

今日のみどころは、アキと種市君が、

今までで一番カップルっぽかった!ってことです。

あー、ちゃんとつきあってるんだなあって、初めて実感しました。

 

でも、なんだろう、考えすぎかな?

夏の「電気代も電話代も無駄」って、

ただ節電のこと言ってるんじゃないような…

 

311当日のことよりも、

それ以降の日々をドラマで描くということが、

本当に難しいんだなと思って見ています。

だって、立場が違うとまったくわからないことだらけだから。

いや、立場が同じでも、考え方はそれぞれ違う。

よかれと思ってしたことで人を傷つけてしまったり、

理解しあえない溝ができてしまったり。

ドラマは、ある意味で「正解」のような方向性をひとつ

出していかないとまとまらないから、そのあたり、

宮藤さんもスタッフも苦心したんだろうなと思う。

 

アキを「東京の子」と初期設定したところが、

終盤にきてまたすごく活きていると感じるシナリオ。

なかなか出てこないけど、海女カフェでバイトしてた

あの若い海女ちゃんたちはどうしているのかな。

あそこで生まれ育ったであろう彼女たちの声こそ、聞きたい気がするんだけれど。

 

139話

 

ヒロシって、実はすごい才能の持ち主なんじゃないかと思った139話。

あの落書き、うまい。

(関係ないけど左利きに萌え)

世間や太巻さんが一目置いた「アキちゃん映像」を撮ったのもヒロシ。

海女カフェをプロデュースしたのも結局はヒロシ。

そもそも、誰よりも早くにアキの魅力に気付いたのもヒロシ。

ヒロシって、最初どうして東京に行ってたんだっけ?

なんか勉強したかったのかな。

映画のお仕事とかさ、なんかそっち向いてると思うんだけどな。

 

北三陸が被災した重みって、

やっぱり、ユイとアキとでは内容が違うと思う。

ここんとこを私の言葉で説明してしまうと、なんだか見当違いに

ぐちゃぐちゃになってしまいそうなので自粛しますが、

アキとユイの「復興に向けてのとらえ方」が違うのは当然だよなあと思うのです。

お互いが、「自分にできること」を考えたときの食い違い。

 

ユイにとって「リアス」が完全にホームになっていて、

春子のいない今となっては、事実上、ユイがママって言ってもいいくらいだなあ。

そしてそれが、意外にも(?)合っていた。

自分の道は自分が決める、ってそれはそのとおりなんだけど、

状況が決めてくれるってこともあるよね。

何もないところを切り開いていく生き方もあるけれど、

流れ着いた先ですべてを受け止める生き方もある。

このふたつって、強さのベクトルが違うんだな。

 

ほんとに、いろんなことを考えますね、あまちゃん見てると。

 

138話

 

アキとユイは、お互いに、

「初めてできた本当のともだち」

なのかもしれないなあ…

 

「大好きなアキちゃん」。

ユイのこのセリフ、なんだか自分が言われたみたいに

すっごくうれしかった。

ユイって、そういうことめったに言わないし思わないと思うんだよね。

基本、身体で表現もしないし。

その点、アキはわかりやすくて、大好きな人には

計算なく「スキスキ光線」を送っちゃうタイプなんだけど。

 

こんなこと言うの、アレかもしれませんが、

私、ユイとベンさんが結ばれるといいなあなんて

ちょっと思ってましたの。

現実的じゃないのは承知だけど、そこはドラマだからいいじゃん!

ところでユイちゃん、ミス北鉄になりたてのころ、

「嵐のCDの発売日だから忙しい」とか言ってたけど、

今も好き? 担当同じ?(*^▽^*)

 

あまちゃん」もあと3週間となり、

あちらこちらにばらまかれているネタバレを必死で回避しております。

もうしばらく、ワクワクさせてね!

 

137話

 

アキの「帰る場所」は、そこなんだね。

生まれたところでもなく、育ったところでもなく、

両親のいるところでもなく。

 

ホームで大喜びでアキを待ち受けるみんな。

思い出しても涙がこみあげてきますが、

これってある意味「アイドル」そのものだよね。

みんなアキのことが大好きで大好きで。

 

中でもかつ枝さんの

「また会えてよかった!」

には涙腺崩壊でした。

ドラマの序盤でさらっと触れただけなので、

途中から見てて知らない人とか、見過ごしてて忘れてる人もいると思うけど、

かつ枝さんは、海で… 大切なひとをすでになくしてるんだよね…

震災よりもうんと前に。

そんなこともあっても、それでも毎日はめぐってきて、

自分たちは生きていて、変わらず笑ったり泣いたり怒ったり、

そんな日々をずっと受け入れてきたんだよね。

だから、かつ枝さんの言う「また会えた」って言葉の重みをすごく感じました。

夫である組合長の「仮設住宅にいつ入れるかわかんねえ」って

なんでもなさそうに笑う姿も相まって。

組合長にしてみれば、あの悲しみを乗り越えた今となっては、

住む場所なんて本当にどうってことない、のかもしれない。

 

ベンさんの、気持ちの上ではハグしたいんだけど、どうしてもできない

その紳士さに打たれたわ~。紳士というか、少年だよね、ベンさんって。

 

あとねー、栗原ちゃん!

おめでとう、がんばったね、栗原ちゃん!

栗原ちゃんの妊娠・出産が311にかかるのがすごくブルーだったけど、

明るい希望の光として描かれていたところがよかった。

懐中電灯の灯りをたよりに、せいっぱいふんばった栗原ちゃんの姿を、

放映されてないはずなのに見たような錯覚に陥っています。

 

トリはやっぱりこの人ね。

なして潜るの?というアキの問いかけに、

「おもしろいから」と答える夏ばっぱ。

アキの中には、確実にこの人の遺伝子が色濃く流れている、と感じた瞬間。

おもしろいからやる。やりたいからやる。

それ以上の理由なんかないっていう。

ということで、すっかり体も回復したと安心していいんですね?

ウニ投げたのは、えっと、夏ばっぱ??

投げてもぐってまた浮かんできたの?

ってところがちょっと謎でしたが、まあ細かいことはいいや!

 

キョンキョンのナレーション、すごくいいですね。

なんだか、絵本の読み聞かせをしてもらっているような気持ちになります。

明日はユイにも会えるかな?

 

 

136話

 

途中まで「なんかこのまま、こんな感じで今日が最終回でもいいなあ」

なぁんて思っていたら、春子に一喝された。

「なにこれ、最終回!? 冗談じゃないわよ、人生は続くのよ!」

 

じーん(;_:)

 

そうなんだよなあ。

ドラマって、いっぺんにいろんなことが解決していっちゃうけど、

実際の人生はそのあとがどんどん待ってますからね。我に返りましたよ。

 

そしてひろ美。

というか、薬師丸ひろ子

泣いた、泣いたよ~~(ノД`)・゜・。

さびしげな表情も、おちゃめな笑顔も、

「向いてないけど!」っていう、からりとした一言も。

宇宙服を着て、子供みたいに跳ねるひろ美がかわいくて素敵で。

そして、アキは今日これで、3人の先輩女性に背中をドンと押されました。

夏ばっぱ、春子、ひろ美。

アキの背中を押したこの3人は、その瞬間、同じ気持ちだったろう。

女が女を育てるって、ほんとうに強いことだと知った。

 

アキは、いつも「ひとつだけ」なんだね。

なんだっけ、歌って、踊って、もぐって、ウニとって…だっけ?

そういうアイドルになりたいって言ってたけど、

実際にアキはいつも、どれかひとつのことしか目を向けない。

そして、「今何をやりたいのか」ってことだけ考えてる。

海女のときは、海女だけ。

アイドルのときは、アイドルだけ。

このままアイドルやりながら、時々北三陸と行き来すればいいのにっていうのは

アキには通用しないんだろうな。

「もったいない」って感じてしまうのはきっと私の「俗」な部分。

キャリアとかチャンスとか、そんなのアキには関係ないんだよね。

ただ本能に従順なんだな。損得がまるでない。

………憧れるなあ… 私もそんなふうに生きられたら、

もっといろんなことがスムーズなのになあ。

 

種市君とは遠距離恋愛って言ったよね? はっきり言ったよね?

別れたわけじゃないよね?

「バスで食え」と渡された玉子焼きを、ちゃんとバスでほおばるアキの素直さよ。

夏ばっぱのウニ丼といい、アキはまた手作りの食べ物で見送られるんだな。

 

「2~3日かもしれないし、2~3年かもしれない。」

ああ、いいんだ、それでいいんだ、って、なにか、ぱーんと開けた感じがした。

春子やアキのそんなスタンスを、私もほんのちょっと、

自分の中に取り入れようと思う。

難しいけどね!